赤福をみなさん一度はお土産でもらって食べたことがあるのではないでしょうか?
なめらかなこしあんがたっぷりのったいわゆるあんころ餅です。
赤福がどのこ名物なのか、赤福の名前の由来や歴史について今回は掘り下げていきたいと思います。
赤福はどこの名物??
引用:http://shimashimaseikatu.com/wp/?p=2222
赤福は三重県伊勢市の銘菓です。
赤福はお餅の上にこしあんをのせた餅菓子です。
その形は伊勢神宮神域を流れる五十鈴川のせせらぎをかたどり、餡につけた三筋の形は清流を、白いお餅は川底の小石を表しています。
赤福の名前の由来は??
引用:https://matome.naver.jp/odai/2140730219698209701/2140730948506148903
赤福の誕生は今からおおよそ300年前の宝永4年(1707年)と言われています。
300年以上も続く伝統的な銘菓なのですね。
お伊勢参りが流行した江戸時代から愛されているお菓子です。
その由来は赤福ホームページによりますと
「素直に真心(赤心)を尽くして、人の幸せを自分のことのように喜びましょう(慶福)」という意味の「赤心慶福(せきしんけいふく)」との記載があります。
お伊勢参りのお土産らしい名前の由来ですね。
赤福の歴史は??
引用:http://www.akafuku.co.jp/about/history/
赤福の正確な創業年は不明ですが、1707年執筆、1708年刊行の市中軒の浮世草子「美景薪絵松」の中で「赤福」の屋号が初出されました。
このことから現在は1707年創業とされています。
当時は砂糖が貴重品であったために塩味の餡であったとされています。
1877年に赤福本店を立て直し、現在まで営業されています。
1923年関東大震災の年に初めての支店を二見に開店しました。
終戦後の1954年に株式会社赤福を設立し、1963年「赤太郎」が誕生しました。
赤太郎は東海、近畿地方を中心に「伊勢の名物 赤福餅はえぇじゃないか♪」のCMソングと共に放送されたアニメCMです。
その後東京オリンピックが開催された1964年には大阪、名古屋に直営店を開店。
1978年には朔日餅を販売開始し、2000年には高速道路での販売をはじめました。
伊勢の銘菓としてだけでなく日本の銘菓としてもその名を広げていった赤福ですが、創業300周年を迎えた2007年に食品衛生法に基づく菓子製造業禁止処分により休業しています。
休業の翌年2008年には営業を再開し、2017年の三重県で開催された全国菓子大博覧会では「赤福餅 祝盆」「復刻版 赤福餅」を限定販売しました。
まとめ
赤福が江戸時代から300年以上続く伝統銘菓ということに驚きました。
赤福は日本の歴史と共に歩んできたのですね。
頂いた時にはその歴史もかみしめながら食べたいものです。
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